2023年10月からふるさと納税のルールが変わります。
総務省から発表された資料で詳しく見れますが長いのでかいつまんで説明します。
総務省のページはこちら
ふるさと納税の返礼品のルールどう変わる?
では実際にふるさと納税の返礼品のルールはどう変わるのでしょうか?
総務省のページの該当箇所はここ
<主な改正内容>
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zeimu04_02000113.html
・ 募集に要する費用について、ワンストップ特例事務や寄附金受領証の発行などの付随費用も含めて寄附金額の
5割以下とする(募集適正基準の改正)
・ 加工品のうち熟成肉と精米について、原材料が当該地方団体と同一の都道府県内産であるものに限り、返礼品
として認める(地場産品基準の改正)
こむずかしく書いてるけど要するにポイントはこんな感じ。
ポイント
- 返礼品の経費率が引き下げ(今まで経費にしてなかったものも経費扱いにするよ)
- 返礼品の産地の基準が厳しく(ほぼ地元の産地のものじゃないと返礼品と認めません)
まず、ふるさと納税に係る経費の上限が引き下げられます。ふるさと納税されると赤字になってしまう自治体があるということで、その対策かもしれません。
ただ、経費が下がるということは、それだけ返礼品の商品にかけられるお金も少なくなるので、今までの返礼品より量が少なくなる可能性があります。
経費を他のところで削れば返礼品は維持できるかもしれないですが、自治体もすでに努力はしているはずなので…どちらにしても自治体の人は大変ですね。
返礼品の産地についての基準が厳しくなります。
以前は、原材料の1部に地元の商品が使われています。みたいな感じでも返礼品にできていたのですが、そこの基準が厳しくなりました。
必ず100%ってわけじゃないけど例を見てる感じだと100%とか90%とか。
こんな感じで認めれないと考えられる返礼品の具体例が書かれています。
(認められないと考えられる例)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000889049.pdf
・ 製造に用いる牛乳のうち区域内で生産された牛乳を約1割使用した、区域
外製造のアイスクリーム
・ 区域内で生産された醤油・ポン酢を使用した、区域外で加工されたもつ鍋・
水炊き
・ スチール缶の原材料となる鉄を区域内で製造し、そのスチール缶を使用し
たビール
人気の返礼品でこんな感じのやつよく見る…
認められる割合はほぼ決まっているけど、この辺りは自治体が様子見ながら調整していくんじゃないかなと思っています。
後は輸入の肉を使っているけれども、加工は地元の工場でやっています。みたいなパターンも原材料の基準が厳しくなるので規制されそうです。
ふるさと納税ルール変更の前に絶対しておきたいこと
ルール変更の前に絶対にしておきたいこと、それは前倒しでのふるさと納税です。
ふるさと納税といえば年末にしている人も多いかも?でも今年は早めにしておきたい…
ルール変更後は(早めに対応する自治体もありそう)今より返礼品のラインナップが減ったり、同じ商品でも量自体が減る可能性が。
毎年年末にふるさと納税していると言う人も今年はルール変更前に納税してしまった方がお得な可能性も。
(年末まで待ちたい人も、お目当ての返礼品があれば原材料とか、ちょっと調べてみた方が良いかも。)
私はいつも楽天市場を使っています。
おすすめの返礼品をまとめているのでよかったらご覧ください。
もうちょっとシンプルなやつが良い方はさとふるがおすすめ(夫はこっち使ってます)