ニトリの座椅子をDIYして復活!買い替えよりお安くふわふわ座椅子を手に入れたので使った道具ややり方を紹介
最近、愛用していたニトリの座椅子がヘタってきて困ってました。
ウレタンがへたって金具が当たる…
ニトリの座椅子ってこんな感じ(実際はもうちょっとやすい簡易な作りのもの)
でも買い替えるにはちょっと高い。
座椅子ってちょっと大きいから処分するにも粗大ゴミ扱いでお金も手間かかる。
そこで、ダメ元で「自分で直せないかな?」と試してみたら、意外と簡単にリーズナブル修理できました!
(もしかしたら買ったときより快適かもしれない…)
今回はその方法と使った道具をご紹介します。
座椅子の修理に必要なもの(ミシンとかタッカーは不要!)
ウレタンフォーム(厚めがおすすめ)
座る部分に追加するための材料。これが一番重要。
ホームセンターやネット通販で購入可能。
座り心地に直結するのでぺらぺらのものではなく、厚めを選ぶのがおすすめ。
私は楽天市場でぴったりサイズのものを購入しました
ちょっと面倒だけど大きめサイズのウレタンを購入して座椅子のサイズに合わせてカットしてもOK。
針と糸
ウレタンのすぐ外にある布カバーを補修したり固定するために使用します。
外のカバーを別途つけたら良いのでミシンは正直なくてOK
養生テープ
これ、地味に重要です。座椅子の骨組み部分を補強するために使います。
座り心地のよさもアップ&多分ちょっと長持ちします。
新聞紙的な下に敷くもの
中のウレタンがボロボロでしたのでなにか敷いておくのがおすすめ。
もしくはフローリングの上で作業。
カーペットとか敷いてる上で作業するとなかなか取れなくて困るかも。
ニトリ座椅子のDIY修理手順
では実際の写真を載せながら修理手順を説明します
前準備:新聞紙を敷く
※劣化したウレタンがボロボロおちてくるので新聞紙などを敷いての作業がおすすめ
座椅子を分解する

まず外のカバーを外します。ニトリの座椅子は白い内カバーでおおわれていたので縫い目を切ってみるとこんな感じに。
もともとついていたウレタンがボロボロになって固定していた(と思われる)結束のテープもずり落ちていました。
ウレタンを外して骨組みが見える状態にしてください。
ウレタンや結束テープは再利用しても良いですが、我が家はあまりにもボロボロだったのであきらめて捨てました
骨組みを養生テープで補強

座る部分や背もたれの骨組みに養生テープを巻きつけます。骨組みにテープを渡すようにして、巻きましょう。この工程を挟むことで、ディレクターチェアのような安定感と座ったときの弾力感がアップします。
ウレタンフォームを載せる
座る部分に合わせてウレタンフォームをカットします。(大きいウレタンを買った場合)
ウレタンを既存のクッション部分の上に置きます
布カバーを補修
ここからはちょっと力業。
ウレタンを包み込む形で白い内カバーを付けなおし、針と糸を使ってカバーを補修します。
ウレタンフォームがふわふわだと、ぐいっと入れ込む必要あり。
力業とはいっても女性が一人で頑張れるくらいなのでぐいっとカバーでおおってください。
カバーが破れていた場合も、この段階で直せます。
ミシンを使っても良いですが、立体だし、手縫いの方がサクサク縫えたので私は手縫いで仕上げました。(波縫いです)
あとでカバーをかけるから、糸の色とか縫い目とか気にしない!

全体を元に戻す(微調整)→完成
内カバーを縫い終わったらウレタンの位置がずれていないか、ずれていたらちょうせいします。
後はもともとの座椅子カバーをかけて完成!
修理する時のポイント
養生テープを使うと骨組みがしっかり補強されて座り心地がちょっとよくなります。
ウレタンフォームを厚めにすることで、より快適に。
座椅子修理にかかった費用とメリット
修理費用:ウレタンフォームや養生テープなど、全部で1,500〜2,000円程度。
買い替え:新しい座椅子なら5,000円以上が相場。
修理ならコストを大幅に抑えられるうえ、捨てずに座椅子を再び快適に使えるのが嬉しいポイントです。
ニトリの座椅子、捨てずに修理してみた感想
今回の修理で座り心地が見違えるほど改善しました!
新品を買うよりエコで節約にもなるので大満足。
座椅子がヘタってきたと感じている人、おもったより簡単だったので一度この方法を試してみてください。
修理に少し手間はかかりますが、自分好みの座り心地にもカスタマイズできるのでおすすめです。
追伸
修理から半年以上たっていますがまだまだ現役。
そのうちずれてきたらまた補修するか今度こそ買い替えるか考えようと思います