Googleアナリティクスで管理画面からデータ保持期間の変更ができるようになります。設定変更手順を画面付きで書きました。EU圏で施行されるGDPRに対応してできた機能です。
Googleアナリティクスにログインした時に英文が出てきた
グーグルアナリティクスにログインした時に上の方に
We've recently launched new Data Retention controls that may affect your data starting May 25, 2018. Please review your settings and make any changes required.
という文章が書かれていました。
これは2018年5月25日に施行されるGDPR対応でGoogleが実装した「データ保持機能」についての内容です。4月12日にもGoogleから英文のメールがきています。
5/11追記:アナリティクスの上部に出るメッセージが日本語に変わっています。→『先日導入された新しいデータ保持の設定により、2018 年 5 月 25 日からのデータが影響を受ける可能性があります。このメッセージを閉じるには、[管理] > [プロパティ] > [トラッキング情報] でプロパティのデータ保持の設定をご確認のうえ、[保存] をクリックしてください。』
データ保持期間の選択肢とデフォルト期間
データ保持期間は5種類。最短でも14ヶ月ということで、かなり長い印象です。自動的に期限切れにならないも選べます。
- 14 か月
- 26 か月
- 38 か月
- 50 か月
- 自動的に期限切れにならない
デフォルトでは26ヶ月。
ネットではもともとデータは25ヶ月しか保証されていないということですし、デフォルトのままでもあまり関係ない気がします。(参照https://webtan.impress.co.jp/e/2008/08/19/3758)
データ保持期間の変更方法
グーグルアナリティクスにログインする
[管理] をクリックして、編集するプロパティに移動します。
[プロパティ] 列で、[トラッキング情報] > [データ保持] をクリックします。
この時点ではデフォルトの26ヶ月に設定されていますね。
ユーザーデータの保持: 希望の保持期間を選択します。
これで変更は完了です。実際に設定が変更されるのは5月25日以降のようです。
サイト毎に設定が必要です
地味に面倒な作業ですが、確認したところサイト毎に設定が必要なようです。
設定の変更自体は5月25日以前でもできるようなので、たくさんサイトがあるひとは今から変更しておきましょう。
公式のヘルプも参考になります。