以前同じデトランスα(パースピレックス)の脇汗用も使っています。
手足用との成分や制汗効果、使い勝手をデトランスα脇汗用と比較しながらレビューします。
今回も学生時代から市販の制汗剤が効かず、重度の手汗と足汗に悩んでいる妹に使ってもらっています。
結論だけいうと、デトランスα足汗用も脇汗用と同様制汗効果は高いです。
デトランスα手足用の公式サイトはこちら
読み飛ばしガイド
デトランスαの脇汗用でも手汗止まったけど…手足用が気になる
前回妹に使ってもらったデトランスαの脇汗用。
結論だけ言うとデトランスαの脇汗用は手掌多汗症の妹の手汗にも効果ありました。
妹は小さい頃から止まらない手汗と足汗に悩んでいます。
特に手汗がひどく、マークシートが手汗で破れたり、蒸れるからと指先のあいた手袋を選ぶほど。
湿る程度ではなく、滴るほどの汗(レベル3)をかいていて、手掌手汗症で何度か病院にも行っていました。
今までドラッグストアの制汗剤(デオナチュレとか)とかデオドラント商品が軒並み効かなくて、本気で手術(保険適用外)を考えていたようです。
その妹が効果を感じられたということで、デトランスαシリーズの制汗効果の高さは実感してます。
(すぐ効果があったわけではないのですが、その辺りもレビューに書いています)
配合されているアルミ系の成分がポイントのよう。
ドラッグストアに売っている制汗剤には基本的に使われていません。
脇汗用でも効果は感じられたので、妹としては大満足だったのですが、デトランスα手汗用の方が容量は多い。
効果が同じならたくさん使えた方がお得かなと思って手足用も使うことに。
結論としては他の部分に使えないという欠点はあるものの、手足だけ気になる人は手足用ありです!
▼手足以外にも使うならこれ→デトランスαを確認する▼
デトランスα手足用はアルミ系の成分が含まれた制汗剤。
レビューの前に「デトランスαって何?」と言う方のために、デトランスαの説明と成分、前回レビューしたデトランスα脇汗用との違いについて簡単にご紹介します。
デトランスα(detrance)は制汗剤。
別名パースピレックスとも呼ばれていて、ドラッグストアなど店頭では購入できない強力デオドラント商品です。
(取扱店はかなり少ないですが、一部皮膚科での処方もされています。)
皮膚科に行ったことがある人はご存知かもしれないのですが、重度の手汗や足汗になってくると、アルミ系の成分(塩化アルミニウム溶液)で治療することもあります。
デトランスαはその塩化アルミニウムが配合されています。
デトランスα手足用の成分とデトランスα脇汗用の成分の違いについても少し触れておきます。
結論から言うと、同じアルミニウム系の成分ですが、配合量や配合されている成分は違います。
箱の中にも外国語で書かれた紙が入っているのですが、別でこんな説明チラシが入っていました。
それによると、デトランスαの手足用の主成分は「アルコールデナとアルミニウムクロリッド、PEG-12ジメチコーン」(アルミニウムクロリッドが塩化アルミニウムです)
アルミニウム系という意味では同じなのですが、アルミ系成分の配合量が手足用の方が多いです。
足汗用を脇に使うのは禁止!
前回、脇汗用を手足に使ったのですが、パースピレックス手足用を脇に使うのは禁止されてます。
容量的には若干手足用の方が多いのですが、成分がきつめ。もともとデトランスαの成分は強力なので、手足用を脇汗に使うと肌荒れの原因になることも。
実験するには怖くて手足用を脇には使っていません。
あと、単純に手足用の容器だと脇に塗りにくいです。こぼれちゃってもったいない。
手足用の体験レビュー。やっぱりでも脇汗用より塗りやすい
では、実際に使ってみた感じをレビュー。
手汗用の蓋を開けるとこんな感じ。
容器の形や取り出し口は化粧水みたいな感じです。
手に取った写真はこちら。
透明なので写真では見えにくいのですが、テクスチャーはしっとり化粧水くらい。
水みたいにさらっさらではありません。
見えにくいので透明のコップにうつしてみました。
匂いは脇汗用と同じく「アルコール」です。消毒液の匂いって感じですね。
使い方は手にバシャバシャ取って手を洗うみたいになじませます。
(足は手にとって塗り広げます)
アルコール成分のおかげなのか、しっとりテクスチャーの割に肌に伸ばすとスーッと乾きます。
めっちゃ伸ばしやすい。
脇汗用のロールオンタイプでもそこまで塗りにくさは感じていなかったのですが、特に指の間とか指先などの細かい部分は脇汗用のロールオンタイプに比べてかなり楽に塗れました。
肌荒れもないけど、やっぱりデトランスαは翌日手汗には効果なし。
「アルコール」って感じで匂いがするのと、塗った時にすーっとする感覚があり。
イメージとしては匂いもすーっとする感覚も注射する前のアルコール消毒と似たような感じです。
手足用を使った翌日、やっぱり手汗は全然止まりませんでした。
人によりますが、塗ってすぐ効くという商品ではなく、重度の手汗には即効性は期待できません。(ちょっと湿るくらいの手汗なら止まるのかも)
また、私自身は肌荒れはなかったのですが、アルコール消毒で肌がかぶれる人はパッチテストしてみるなど、気をつけて使う必要があります。
翌朝きちんと落とせば肌荒れしにくいようなので敏感肌の人は、朝のケアを忘れないようにしてください。(朝流しても効果は持続します)
効果は脇汗用とほぼ変わらず。半日〜1日汗止まります
ただ、使い続けるうちに徐々に効果が。
最終的に感じた実際の効果は、「脇汗用と同じくらい止まる」!です。
もう少し具体的に説明すると、脇汗用と同じく塗った翌日はほぼ効果は感じず。
1週間くらいで足汗は1日、手汗は半日〜1日は汗拭くためのタオルの出番がなくなりました。
足汗の方はほぼ完全に汗はストップ。
手汗の方が若干効きがわるくて1日持たない日もありますが、もともと手汗の方がひどいことや、塗って寝る前までに手を洗ってしまう機会が多いのも影響しているのかも。
普段より汗をよくかく日は脇汗用より手足用の方が持ちがいい時もあるのですが、効果はほぼ変わないと思っていいでしょう。
正直いうと、手足用の方が成分が強力だったので、もうすこし(確実に手汗が1日止まるとか)効果が持続するのを期待していたのでちょっと残念。
ただ、ここまで手汗が止まる制汗剤って、使ったなかではデトランスα以外ない。
やっぱりリピはします。
妹のように重度の手汗や足汗でなければ1日制汗効果は持続すると思われます。
効果はほぼ変わらなかったけど、コスパと使い勝手を考えると手足に使うなら断然手足用がおすすめ
ということで、デトランスα手足用は重度の手汗の妹でも1週間くらいで「汗止まったかも」と感じられるくらい。持続時間は1日弱という結果。
デトランスαの脇汗用と手足用、ほぼ効果はかわりませんでした。
効果に違いはなかったのですが、塗りやすいのとちょっと容量が多いことを考えると手汗と足汗にしか使う予定がない場合は手足用を選んでもよさそうです。
手汗と足汗がここまで止まる制汗剤はドラッグストアではまだ出会えてません。(妹談
効かないと思っても、1週間くらい続けると効果あったので、とりあえずしばらく使ってみるといいですよ。
手汗や足汗に悩んでいる人は、デトランスα(パースプレックス)一度つかってみてはいかがですか?
デトランスαを使ってみる
記事執筆時参考にしたサイト